ビザ取得が必要かどうかは大使館か総領事館の公式サイトを見よう
外国へ旅行をしにいくときに、目的地によってはビザ(査証)を取得する準備をしなければならない場合があります。これは、アフリカ旅行においても例外ではありません。
一言でアフリカといっても大陸内には56の国・地域があり、ビザの準備が必要かどうかは渡航先の国によって異なります。アフリカ旅行の準備をはじめるときは、荷物の準備や航空券の手配、ホテルの予約などをする前に、まずビザ取得の準備の必要性について調べましょう。
アフリカ旅行でビザが要るかどうかを調べるには、滞在する国の大使館もしくは総領事館のWebサイトを見るか、直接問い合わせるのが一番です。大使館・総領事館が公式サイトを開設している場合は、必ず取得可能なビザの種類と申請方法が記載されています。アフリカ旅行をするのであれば、観光用のビザがあるかどうかを調べて、記載されている通りに手続きをとれば、特にトラブルが起きること無くビザ取得の準備が整うでしょう。
アフリカ旅行時にビザ取得が不要であっても渡航可能な条件がある
アフリカ旅行時にビザの準備が要らない国には、セネガル・チュニジア・ボツワナ・モロッコ・南アフリカなどがあります。しかし、どの国も無条件で不要としているわけではなく、所定の条件を満たしている場合に限りビザ不要での入国を許す形がとられています。
例えば、セネガルでは90日以内の滞在であればビザが要りませんが、入国の時点でパスポートの有効期間が6ヶ月以上残っていて、未使用査証欄が見開きで2ページ分以上空いていなければならないほか、宿泊・予約の証明書や往復航空券も必要です。滞在日数やパスポートの残存期間については他国も似たような条件となっていますが、他にも条件が設けられているかどうかは国ごとに異なります。
もし、アフリカ旅行の行き先にビザ不要の国が含まれているのであれば、パスポートの有効期限や査証欄の空き、滞在期間中に必ず入国していることを証明できる書類の必要性などを確認してから旅の準備をはじめるようにしましょう。
まとめ
アフリカ旅行時にビザの準備が必要かどうかは、滞在する国の観光ビザの取得が義務付けられているかどうかで異なります。
もし、必要な場合は滞在国の政府が定めた手続きを踏めば渡航が可能になりますが、不要であっても旅行の有効期間が一定以上残っていて、査証欄に一定の空きがないと入国が認められない場合があります。また、国によっては滞在期間中に確実に国内に居ることを示す証明書の提出も求められます。
アフリカへ旅行する際は荷物や航空券のことより先に、ビザが必要かどうかを調べてから準備に入りましょう。